MUTE Design Lab.

 

商品ができるまで
MUTE Design Lab. で製作される作品の行程を紹介します。
日々少しずつ進められていく作業です。

マッキントシュ

デザイン

まずは、Macintosh。
これがないとはじまりません。
手書きのデザイン画をスキャンして取り込んだり、
直接マックで描いたりもします。
左下の写真はその製作過程。
MUTEではイラストレーターというソフトを使って、
黒一色でオブジェクトを作ります。
これらのデザインは必ず原寸で作り、
その柄をOHPフィルムにプリントします。
むかし学校の授業で先生がスライドで使っていたあの透明なシートです。
本来は出力センター等で印刷用のフィルムを用意して使いますが、
レーザープリンタ用やインクジェット用などで家庭で出力してもある程度までは問題ありません。

イラストレーター


版

製 版

先ほど出力したフィルムを使って版を作ります。
シルクスクリーン印刷に使うこの版とは、
目の細かい網戸にようなもので、
絹(最近ではナイロンやテトロン)を枠にピンと貼ったものです。
版の大きさはそのオブジェクトの大きさによりますが、
基本的にオブジェクトよりかなり大きめのものを使います。
まず新しい版に感光乳剤という薬剤をバケットを使って
塗布するのですが、ここがとても重要です。
へこんでいる面には一般的に3回ほど重ね塗りをしますが、
布に触れる面、つまり平らな面には1度だけ感光乳剤を塗ります。
特殊な効果を出すために3回ではなく、
何回も厚塗りをする場合がありますが、
それはレアなケースで、大抵の場合は3回程度塗れば、
印刷していて版がこわれることはありません。
ここで大切なことは、薄く、一定の厚みで塗布するということ。
場所によって厚みのむらができてしまうと、
印刷時にかすれやインキののりすぎといった失敗の原因になります。
乳剤はまんべんなく、隙間を作らないようにします。
一回塗布したら完全に乾かしてから2回目を塗ります。
薄く、均等に塗ればすぐに乾きます。
温風ドライヤーは版が熱を持つのでオススメしません。
表面温度が40度を超えると硬化することがあります。
感光乳剤は光にあたるとそれに反応して硬化するので、作業は必ず暗室で行います。
私たちはオレンジの小さい電球だけの作業です。ものが見づらいんです…

版


シルクスクリーンインキ

シルクスクリーン印刷

インキは主に水性のものを使います。
青・赤・黄・黒・白を混ぜ合わせて色を作ります。
インキの粘度によって仕上がりが大きく変わってしまうので、
そこに一番きをつかいます。
そしてインキを版の上に豪快にのせ、スキージで一気に手前に引きます。
インキをケチってはいけません。
どっぷりのせないとカスレの原因になります。
編み目からインキが押し出されて布にしみこみます。
完全に乾いたら熱を加えて定着させたらプリント布が完成。
この時点でもう色落ちはしません。

版とスキージ


職業用ミシン

縫 製

生地を必ず水通しした後、布目を平行にキッチリと揃えたら、
裏布、接着芯、テープ、リボンなど必要なパーツを裁断します。
布目が揃ってないと、仕上げたとき歪みの原因になります。
ほとんどの作品が直線の四角いパーツなので、
直接布に印を付けますが、
数が多い場合やポケットなどのパーツがつくものなどは、
縫いしろ付きのパターンを作ってから裁断。
パーツ付け位置や合い印などは忘れずに印します。
それぞれのパーツを縫い合わせていきます。
念願の職業用ミシン(BrotherのCreative Studio One)は、
縫い目がきれいでパワフル!
厚い布や重なった縫いしろもスイスイ縫えます。
当たり前ですが、ミシン針や糸調子はしっかりチェック。
そして、こまめにアイロン。
作業工程がとても多いので、
とにかくコツコツと作ります。


できあがり

こんな具合に商品が作られます。

 

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